うちの愛犬は私の手や指をペロペロと舐めてきます。
ペロペロ大好き♡
私は手指が荒れがちなので冬はもちろん、常時ハンドクリームが手放せません。
そこで生じるのが『ハンドクリーム塗ってる手をワンコに舐められてしまう問題』です。
犬がハンドクリームを舐めると、ハンドクリームに配合されている成分が原因で下痢をしたり健康に悪影響を及ぼすことがあるんだとか。
ちょっとペロッとするくらいなら大きな問題にならないみたいだけど、それでも出来ることなら安全なハンドクリームを使いたい!
そんなわけで犬が舐めても大丈夫なハンドクリームをあれこれと調べました。
結果、人気のある3品を購入し使いくらべてみたので感想をお伝えできたらと思います。
今回、使い比べた『犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム』は以下の3品です。
早速、結論。
私がいちばん気に入ったのは、Supmile(サプミーレ) ハンドクリームでした。
とはいえ使い比べたハンドクリームは、全部ペットや飼い主さんのお肌に優しい処方で総合的に良品です。
個人の感想ではありますが、それぞれの特徴、良かったところ、イマイチだったところを詳しくお伝えできればと思います。
犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム(1)Supmile(サプミーレ)ハンドクリーム<無香料>の特徴
Supmile(サプミーレ) ハンドクリームは、天然由来100%で作られた触れるものを選ばない無香料ハンドクリームです。
一般的なハンドクリームでは防腐のために「エタノール」が使われますが、こちらは配合された天然由来の原料で防腐しています。
メインにオリーブ果実油を配合。トマトの果実、葉、茎のエキスや、ザクロの果実エキス、ツボクサ葉エキスなどの成分が荒れた肌を整え、柔らかくふっくらした肌へ導いてくれます。
赤ちゃんのケア製品によく使われているヒマワリ種子不けん化物も配合。
Supmile(サプミーレ)ハンドクリーム<無香料>の良いところ
こっくりしているけどべたつかない、のびやすいハンドクリームです。
さっぱりというよりは、しっとりタイプで潤いを感じられます。
手をよく洗うせいで手肌が荒れがちですが塗ったらガサガサも改善されました。
蓋がワンタッチで開閉できるタイプなので、すぐに開けたり閉めたりできて使いやすいです。
Supmile(サプミーレ)ハンドクリーム<無香料>のイマイチなところ
30gと少量なことが残念。3ヶ月以内に使い切ることが推奨されているため、あえてこの量なのかもしれないけど…実に少ない。
無香料なのですが、オリーブの香りなのかミツロウの香りなのか、天然成分の何かしらの香りが少しだけします。
塗ってしまえば匂わなくなるけど、完璧な無臭を望む人には不向きかも?
価格も量のわりにはお高めです。
犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム(2)HBAH project 犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリームの特徴
HBAH project 犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリームは、美容家、獣医師、獣医学博士が共同で開発した、天然由来成分100%のハンドクリームです。
『人間にとっても一緒に暮らす動物にとっても心地よく』をコンセプト。
一般的なハンドクリームに配合されがちなパラベン・アルコール・香料・合成色素・石油系界面活性が無添加です。
キャリーオーバー成分・旧表示指定成分も無しだから、敏感感肌の飼い主さんにも優しい処方です。
犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリームの良いところ
柔らかめで軽いテクスチャーなので塗りやすいです。のびも結構いい感じで、爪周りまで保湿できます。
パッケージの使用法にはパール二個分を薄くのばす、と書いてあるけど少量でしっとりすします。
本体が薄い形状なのでポーチやバッグ内でかさばりにくいです。
わんちゃん、ねこちゃんのデザインが可愛いのでギフトにもいいかも。
犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリームのイマイチなところ
無香料独特の微かな香りがあります。(よほど鼻がきかないかぎりは気にならないレベルだと思う)
個人差かもしれませんが使用法に書いてあるパール二個分も出すと、ややベタつく気がします。
50グラムで量はちょうど良いけど値段がちょっとお高いです。
犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム(3)yuzuco(ゆずこ)ハンドクリームの特徴
yuzuco(ゆずこ)は「犬が舐めにくく舐めても安心な商品」がコンセプトのハンドクリーム。
ヒト型セラミドやヒアルロン酸をたっぷり配合していて保湿力に優れています。
他にもシアバターや甘草エキスなど天然由来の保湿成分が豊富に使われており、これらの成分が潤いを与えて手荒れを防ぎます。
不要な成分、シリコン、パラベン、合成香料、石油系界面活性剤、エタノール、グルテン、紫外線吸収などは一切使われていません。
犬や猫が舐めやすくならないように、とろみを抑えたテクスチャーになっています。
yuzuco(ゆずこ)の良いところ
実際、使ってみるとベタつきにくく肌なじみが良かったです。
少量を手肌に伸ばすと、もちもちした肌触りになります。
無香料なだけあって匂いがまったくしません。まさに無臭なので外出先や人前でも使いやすいです。
そしてパッケージが柴犬デザインでとっても可愛らしく癒やされます。
yuzuco(ゆずこ)のイマイチなところ
やや固めのテクスチャーだからか、のびやすさに欠けるような…。
それと手肌に少しのばした地点で、はっきり白浮きします。(すり込むように肌に馴染ませれば透明になる)
29グラムととても少量のわりに価格が高いのでコスパはよろしくないと思いました。
【犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム使い比べ】おすすめ3品を購入&試してみた まとめ
今回ご紹介した『犬が舐めても大丈夫なハンドクリーム』3品は、犬や猫と安心して触れあえるハンドクリームでもあり、お肌が敏感な飼い主さんの手肌も優しくケアしてくれます。
いずれもちょっとお高いけれど、そのぶん安全で上質な成分だけを使っているという、こだわりがひしひしと感じられました。
安価な成分ほど安心からは遠ざかるのかもしれませんね。
冒頭で私がいちばん気に入ったのは、『Supmile(サプミーレ) ハンドクリーム』だと言いましたが、ほとんど好みの問題だと思っています。
自分はこっくりしっとりするハンドクリームの方がどちらかと言えば好きなので、ひとつ選ぶなら『Supmile(サプミーレ) ハンドクリーム』になります。
それと些細なことですが、片手で開け閉めできるワンタッチ蓋であることは私にとっては大きなポイントでした。
急いでいるときやものぐさな時、片手でポンと開けたり閉められるのって便利なんですよね。
とはいえ、『HBAH project 犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリーム』も『yuzuco(ゆずこ)』も、安心して使える成分なので、開発してくれたスタッフさんに感謝しつつありがたく使わせてもらいます。
愛犬のためにハンドクリームを我慢していた飼い主さんも、今回ご紹介した犬が舐めても大丈夫なハンドクリームを使うことで、手荒れの改善が期待できるのではないかと思います。
気になるハンドクリームがあったら試してみてね!